どうも!人事部で働く栄養士たいしょう(taisho_zushi)です!
みなさん、国家資格である栄養士という職業にどんなイメージを持っていますか?
「健康的な食事を作る人」みたいなざっくりしたものから、「給食のおばちゃん」のような身近なものまで色々なイメージがあると思います。
実際に栄養士の資格を活かしながらとある企業の人事部員として働く私からすると、栄養士は「低収入の職業」というイメージです。(もれなく私もその一人ですが…)
・栄養士として働いているけど将来が不安
・栄養士の学校に通っていて進路に悩んでいる
・栄養士に興味があるけど収入面が気になる
今回はこのような悩みを抱えている方に向けた記事になります。栄養士でも高収入を目指したい!と頑張っている方の手助けになれば嬉しいです。
「栄養士で高収入」は狭き門
最初から厳しいことを書きますが、栄養士として働くことを決めた以上、ほとんどの人が低収入という状況から抜け出せないまま社会人を終えることになると思います。
栄養士で高収入を手に入れることが出来るのはごく一部の限られた人間だけです。これが現実です。
だけどせっかく頑張って「国家資格」をとったのに、そんなのイヤですよね?私はイヤです。
だったら狭き門かもしれないけど、まずは高収入になるその方法を知りましょう。そして一緒に頑張りましょう!
なんか詐欺みたいな感じになってるけど全然そういうのじゃないよ(笑)
栄養士として高収入を目指す3つの方法
それでは具体的な3つの方法「公務員・出世・フリーランス」について見ていきましょう。
公務員栄養士になる
栄養士として高収入を目指す人が最初に考えるべき王道コースが「公務員栄養士」です。
管理栄養士だけでなく栄養士でも公務員として働くことは出来ます。公務員なので収入は安定していますし、休日などの諸制度や福利厚生だって充実しています。ただし、採用人数は少なく、働きながら数年かけて合格を目指すといった努力も必要です。
では具体的にはどのような職場があるのでしょうか?一言で公務員栄養士と言っても地方公務員もいれば国家公務員もいます。職場や働き方は様々です。
公立学校の栄養士
公立学校の給食室には栄養士がいて、献立作成や食材発注、衛生管理などといった子供の成長を食から支えるための仕事をしています。基本的に調理・盛付・洗浄などの仕事は受託給食会社が担っています。栄養教諭という職種もあり、大学で免許を取れば食育などの授業を通して子供たちに直接指導することも出来ます。
公立病院の栄養士
公立病院でも公務員栄養士が働いています。仕事内容としては献立作成や患者さんへの栄養指導など。最近ではチーム医療の一員として管理栄養士が活躍する場面も少なくありません。ここでも基本的に調理・盛付・洗浄などの仕事は受託給食会社が担っています。
保健所など行政機関の栄養士
保健所や保健センターなどといった行政機関でも栄養士の仕事があります。集団検診での栄養指導、給食施設への衛生管理巡回、飲食店営業許可証に関する事務手続きなど、その業務は多岐にわたります。
サラリーマンとして出世する
学校を卒業した後の進路としては基本的にどこかの企業でサラリーマンとして働くことが多いでしょう。受託・直営・研究職など様々な働き方がありますが、どの企業で働くにしろ、そこで高収入を目指すために必要なのはとにかく出世です。
女性の多い栄養士業界ですが、会社の重役は未だにほぼほぼ男性だと思います。それでも役員クラスとして活躍している女性栄養士の方もいますので、努力次第では高収入を手に入れることも可能です。
受託給食会社で働く
受託給食会社とは、学校・病院・企業などから業務を委託されて調理・盛付・配膳など給食に関わる仕事を行う会社のことです。栄養士になった人の多くがこうした会社で働いています。
ここで残念なお知らせですが、受託給食というのはブ〇ック企業が多い業界と言われています。しかし栄養士の職場として最も多いのが受託給食会社というのもこれまた事実。
このような会社で高収入を目指すには相当な根性が必要ですが、可能性は0ではありません。がむしゃらに頑張って、会社に貢献して、出世しましょう。
施設直営の職場で働く
病院・保育園・学校などといった施設の給食は、外の会社に委託せず直営で行っているケースがあります。やりたいことが明確に決まっている人にはオススメの働き方です。
ただし、このような職場ではいつまでも同じ人が役職についていて席が空かないということがよくあります。人間関係に行き詰まると出世できないだけでなく退職に至ることが多い点にも注意が必要です。
フリーランスになる
ここまでの話を聞いて、「公務員ってハードル高すぎ」とか「出世なんて何十年も先じゃん」って感じていませんか?そこで最後の手段としてオススメなのがフリーランスです。
現在はフリーランスという働き方が広く認められるようになりました。それは栄養士だって例外ではありません。
栄養士としての知識やスキルを活かし、YouTubeやブログなどで情報発信している方はたくさんいらっしゃいます。現代はたくさんの人が健康的な生活を意識しており、栄養士からの情報には非常に多くの需要があります。
ただし、学校を卒業していきなりフリーランスというのは現実的ではありません。受託給食会社でも構わないので、栄養士としてある程度の実務を積み、信用を貯めましょう。働きながらだって情報発信は出来ますので。可能であればスポーツ栄養や商品開発などの専門的な知識の身につく職場で働けるとより良いですね!
フリーランスの良さは、収入が青天井という事だけではありません。自分の裁量でやるべきことを決められます。ラクではないかもしれないけど、自由を手に入れることが出来るというのが一番のメリットです。
私も微力ながらこのように情報発信を続けています。まだまだお小遣い稼ぎ程度ですが、収入も徐々に上がってきています。一緒に頑張りましょう!
さいごに:栄養士でも高収入は夢じゃない
最後まで読んで頂きありがとうございます!
一般的に低収入と言われることが多い栄養士ですが、そんな中でも高収入を目指す3つ方法について解説しました。内容をまとめておきます。
→公立学校・公立病院・行政機関など
②サラリーマンとして出世する(難易度高め)
→受託給食会社・施設直営の給食室など
③フリーランスになる(難易度低め)
→まずは専門的な知識が身に付く会社で働きながら情報発信
どれもハードルが高く感じるかもしれませんが、やってやれないことはありません。
そんな中でも私のおすすめはやはりフリーランス。自由が一番です。
食を通してたくさんの人の健康的で幸せな生活を支える栄養士というのは素晴らしい職業だと思います。もっと評価されるべきだ!私はそんなみなさんを応援しています!一緒に頑張りましょう!
以上、人の応援をしてる場合なのかよく分からなくなってきた栄養士、たいしょう(taisho_zushi)でした!ではまた!!
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