ども!栄養士のたいしょうです!
こんにちは!栄養士のかかです!
私達夫婦は2人とも栄養士の資格を持っています。
この記事をご覧になっている皆さんは知っていると思いますが、栄養士というのは国家資格にも関わらず基本的に低収入な職業です。
妻は専門学校卒業後に産婦人科に就職。3年の実務経験を積んですぐに転職し、収入アップに成功しました。私は栄養士の資格を活かしつつとある企業の人事部で働きながら、このように情報発信を続けています。
人事部で働く私ですが、なかなか給料が上がらずに低収入で悩んでいる栄養士の方を本当にたくさん見てきました。そんな中でこのような人達にはある共通点があることに気が付いたので、その傾向と対策について紹介します。
今低収入で悩んでいる栄養士の方だけでなく、これから栄養士になる方にも是非最後まで読んで頂きたい内容になっています。
栄養士の給料は本当に安いのか?
日本人の平均年収は450万円弱。これに対して栄養士の平均年収は350万円弱なので、やはり全体としてみるとかなり給料が安いのがわかります。
そもそも栄養士は女性が多く、結婚や出産などによる退職が多いというのも影響しているでしょう。また、栄養士には専門学校卒業生も多いため、大卒サラリーマンと比べると年収も低くなりがちです。
低収入栄養士の特徴と対策
そんな栄養士の世界なので、中には高収入を手に入れる方もいますが、ほとんどの人は低収入で働いています。私は人事部員としてこういった人達をイヤと言うほど見てきました。これから紹介するのは、そんな中で私が気づいた低収入栄養士の特徴とその対策です。
委託給食会社で働いている
学校を卒業して栄養士になる方の多くが委託給食会社に就職します。委託給食会社とは、企業・学校・病院などから給食業務を受託して調理や栄養管理などのお仕事を行う会社のことです。
委託給食というのは外食産業に含まれ、薄利多売の業界です。正直かなりブ○ックな企業も多く、低い利益率の中から社員に再分配される給料はもちろん多いはずがありません。
対策としてまず大切なのは、就職先をよく吟味することです。「本当にこの会社でいいのか?そもそも委託給食という業界でいいのか?」よく考えましょう。
ひとつポイントとしてお伝えすると、会社の選別基準として「利益率」と「有休取得率」は入社前に絶対に確認するようにして下さい。当然、利益率の高い会社は給与水準が高い傾向にありますし、有休は会社に余裕があるほど取得率が高くなります。
必要以上に転職を繰り返す
人事部で働いていると、このような人を本当によく見かけます。転職が当たり前の時代とは言え、やはり採用する側からするとあまりに頻繁に転職を繰り返している人は敬遠したくなります。そしてこのような人は正社員としては採用されず、契約社員などとして働くことになるため給与は低くなりがちです。
対策と言えるかわかりませんが、もし転職をする場合にはその明確な理由を説明できるようにしましょう。女性が多い職業なので、結婚や出産による退職は致し方ありません。もちろんパワハラやセクハラから逃げるのだって悪いことではありません。大切なのは明確にその理由を説明できることです。
自己アピールが下手
これもとても多いです。栄養士には大人しくて黙々と作業をするのが得意な人が多いような気がします。このような人は自分を積極的にアピールするのがあまり得意ではないんですね。むしろパートのおばちゃんの方がガンガン強気に攻めてきます。
とにかく頑張っていれば誰かが評価してくれるというのは間違いで、やはり自分を上手くアピールできる人の方が会社からの評価は総じて高いです。
対策としては、まずは評価制度がしっかりと整った会社で働くこと。これは会社を選ぶ段階ですごく重要な項目のひとつです。それからコミュニケーションスキルを身に付けること。おいしいご飯の作れる栄養士はごまんといます。職場で人をまとめるため、本社の人間にアピールするため、転職の際の面接で上手く話を進めるため、いろいろな場面でコミュニケーションスキルは重要ですがこれができる栄養士は本当に少ないです。
普段から積極的に人と会話をしましょう。YouTubeでコミュニケーションスキルを高めるための動画を見て勉強するのもいいかもしれません。大切なのは無理だと思わず出来そうなことから始めてみることです。
さいごに:栄養士でも工夫次第で給料アップ
最後まで読んで頂きありがとうございました!
今回は栄養士として頑張っているのに給料の上がらない人の特徴とその対策について解説しました。内容をまとめるとこんな感じです。
必要以上に転職を繰り返す→転職理由を明確にする
自己アピールが下手→評価制度の整備された会社で対人能力を高める
これができればきっと今よりも収入アップを目指せます。低収入と言われる栄養士業界ですが、一人ひとりがこのようなことに意識を向ければ業界全体の給与水準底上げにもつながると思います。一緒に頑張りましょう。
以上、低収入栄養士代表、たいしょう(taisho_zushi)でした!ではまた!!
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