DIYでも効果抜群!畳の下にヒートバリアシートを貼る方法と注意点

屋内DIY
とと
たいしょう

寒い!寒すぎる!さすが築27年!!

かか
かか

本当に寒いね。特に和室が半端じゃないよ。

こんにちは!逗子市在住DIYerのたいしょう(taisho_zushi)です。

逗子で築27年の中古住宅を購入した我が家。11月に引っ越し、始めての冬を迎えました。

和室を寝室にしていてこれがとにかく寒い。床からの冷気が半端ではなく、隙間風を感じながら寝ていました。1ヶ月ほどは我慢してみましたがこのまま冬を越すことは不可能だと判断し、床下からの冷気を防ぐためのDIYを試みました。

今回使用したのはヒートバリアシートⅡという商品です。本来は壁の外装工事に使用する商品ですが、遮熱・透湿・防水・防風効果があるということなのでこちらを畳の下に貼るDIYになります。

貼る際に必要な工具、手順、注意点などを紹介します。和室の寒さを少しでも軽減したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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ヒートバリアシートⅡってなに?

北恵(株)のヒートバリアシートⅡは遮熱・透湿・防水・防風といった効果を持つシート状の商品です。先述した通り、本来は外壁と内壁の間に施工するものになります。

遮熱とは夏場の屋外からの熱を遮る効果のことで、冬場に屋内の熱を逃がさないということではありません。また、透湿効果は特にプラスで手に入れたい効果ではないので、今回のDIYで新しく得られるのは防水と防風の2つの効果ということになります。

それでも施工後は明らかに寒さが軽減されたのが実感できているので、効果はかなり大きいと思います。

施工時の注意点(表裏を間違えない)

施工の手順よりも先に注意点についてお伝えします。

この商品には表と裏があります。ここでは便宜上「ヒートバリアシートⅡ」と書かれた面を表面、無地の面を裏面とします。

建築途中の家を思い浮かべていただくとイメージしやすいと思いますが、同じような商品の表面が外側を向けて施工されている姿を見たことがあるのではないでしょうか。

つまり、和室の畳の下に施工する場合、表面が地面側、裏面が天井側に向くように施工するということになります。

念の為、メーカーにも問い合わせて確認を取りました。

このたびは弊社SPROUTホームページよりお問合せを頂き
誠にありがとうございます。
 
ご質問頂きました内容に関しまして、下記回答させて頂きます。
 
【Q】
 はじめまして。ヒートバリアシートⅡの施工方法について質問がございます。

 施工の際には、『ヒートバリアシートⅡ』と印字された面が外側を向くように
 貼るという認識で間違いありませんでしょうか。
 
【A】
 サイディング等の外装材を施工する際に、使用されるということでしたら、
 「外側」=「胴縁を使用して壁体内に約17~25mm程度の通気層を
 設けられている方向/壁体内から見てサイディング側」に印字された面
 を向けて貼るという認識で問題ございません。(印字面=遮熱面)
 
 ◆ご注意下さい◆
 当製品は、本来、「遮熱透湿防水シート」という外装工事に使用する
 防水部材として企画・製造販売している製品です。
 昨今、SNSやインターネット媒体等で、弊社が想定していない製品本来
 の使用目的以外で当製品をご使用されているケースが数多く見られます。
 弊社と致しましては、ご使用者様がご自身のご判断とご責任のもと、DIY
 の一環としてあくまで独自にご使用下さっておられるものとして静観しており、
 それらに関する施工方法等についてのご質問へのコメント等は一切を控え
 させて頂いておりますので、その旨予めご理解・ご了承願います。
 
以上、宜しくお願い致します。

繰り返しになりますが、表面が地面側、裏面が天井側です。

そしてもう一点、本来は壁に施工する商品なので床に施工する場合には何かあっても自己責任でお願いします。とのこと。

必要な道具

施工に必要な道具は下記の3点です。

①ハサミ
②タッカー
③アルミテープ

私は電動のタッカーを使用しましたが、なければ手動のものでも十分だと思います。

それから畳をはがすのにスクレーパーやバールが必要です。ちょっと頑張ればマイナスドライバーなんかでも大丈夫ですね。

施工の手順

それではヒートバリアシートを和室の床(畳の下)にDIYで施工する際の手順について解説します。

①畳をはがす

はがす前に畳を元の位置に戻せるよう目印をつけておくと良いです。

スクレーパーやバールなどで畳を持ち上げてはがします。

②掃除をする

和室は綺麗に見えて意外と汚れがたまっている部分が多いです。この際、和室の大掃除も一緒に済ませてしまうことをおすすめします。

和室の掃除方法については別記事で詳しく書いていますのでそちらを参考にしてみてください。

③ヒートバリアシートをカットする

部屋の大きさに合わせてヒートバリアシートをカットします。カッターよりもハサミの方が切りやすいです。

長辺でも短辺でもどちらに合わせても大丈夫ですが、上下に5cm位ずつ余裕を持って長めにカットしてください。

部屋が四角ならあとは同じ長さを数枚作ればOKです。ちなみに我が家の場合は6畳の部屋ですが、短辺に合わせて4枚でピッタリ収まりました。

④隅を折り上げてタッカーで固定する

ヒートバリアシートを貼る位置に合わせ、隅は5cm位余分にカットした部分を折り上げます。角部分は少し難しいので頑張りましょう。

折り上げた部分をタッカーで固定します。

貼る時は必ずヒートバリアシートⅡと書かれた面が地面側ですよ!!

⑤端をアルミテープで留める

端の部分をアルミテープで隙間なく留めていきます。

ヒートバリアシートが重なる部分にもアルミテープを貼りましょう。

重ねる際は点線の目印部分(約10cm幅)同士が重なるようにするといいです。

⑥畳を戻す

お疲れ様でした。これで完成です。

アルミテープの貼り忘れなどないか最終チェックをしたら畳を戻しましょう。

最後に:DIYでも効果は抜群!

とと
たいしょう

最後まで読んでいただきありがとうございます!

このDIYを1月に行い2週間ほどが経ちますが、以前よりはるかに快適に過ごすことが出来ています。隙間風というか床からの冷気が明らかに少なくなりました。

布基礎の寒い和室に悩んでいる方にはぜひ実践していただきたいおすすめのDIYです。夏場はどうなるのか?その時にはまたレビューを追加させてもらいますね。

以上、ボロ中古戸建てをセルフリフォーム中、たいしょう(taisho_zushi)でした!ではまた!!

こんにちは!“たいしょう”と申します。

絶賛こそだて奮闘中のアウトドアお父さんです。

2021年、逗子に移住しました。中古戸建てのDIYセルフリフォームを楽しんでいます。

このブログでは、逗子の魅力、子育て、DIYなどなど、少しでも皆さんのお役に立てるような情報を発信していきます!

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