まいど!栄養士で一児の父で寿司職人のたいしょう(taisho_zushi)です!
みなさん寿司についてどんなイメージを持っていますか?
世界に誇る和食文化!
定番の高級料理!
クルクルまわるおすしー!
人によっていろいろなイメージがあると思います。
栄養士であり一児の父でもある私にとって、寿司は「最強の食育コンテンツ」です。全ての日本人は寿司を握れるようになるべきだと本気で思っています。私自身、以前からこんな風に考えていました。
・子供と一緒に料理を楽しみたい
・日本人として自慢できる特技を身に付けたい
もしかするとこんなことを考えているのは私だけかもしれませんが、最後まで優しい目でお付き合いいただけると嬉しいです(笑)さあ、親も子供も喜ぶ、美味しい寿司の世界へようこそ!
食育ってなに?
子育てをしていると食育ってよく聞くかもしれませんが、実際にはどんなことなのかよくわからない方も多いかもしれません。農林水産省のホームページにはこのように書かれています。
食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。
農林水産省ホームページより
つまり、「健康なのが一番。そのために正しい知識を身につけて、体に良い食事をとりましょう。」ってことですね。
寿司が最強の食育コンテンツたる理由
それでは、なぜ食育には寿司が最適なのか解説していきます。
食べて学ぶ日本の食文化
すしを漢字で書くと「鮨」「鮓」「寿司」などたくさんの表記があります。
関東では鮨、関西では鮓を使うことが多いですね。寿司は江戸時代に当て字として生まれたそうです。
すしの歴史を紐解くとその起源は紀元前5世紀ごろにまで遡ります。もともとは発酵保存食として生まれ、時代とともにその姿を少しづつ変えながら現在の「江戸前の握り寿司」になりました。
2013年には和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、”SUSHI”への世界的な注目度はさらに加速しました。ミシュラン星付きの寿司店も世界各地にあり、寿司は和食を代表する料理として認知されています。
「日本人ならみんな寿司と空手が出来る」と本気で思っている外国人は多いそうです(笑)そんな風に思われたらやっぱり握ってやりたいじゃないですか。
子供が世界で活躍するような人になった時のことも考え、寿司の知識と技術を叩き込んでいます(笑)
体が喜ぶ健康食
人間の身体を作るための三大栄養素(炭水化物・脂質・たんぱく質)を効率よく摂取することができます。炭水化物はシャリに、脂質とたんぱく質はネタに豊富に含まれています。
しかも魚に含まれるのはとても良質な脂質とたんぱく質なので、子供にもどんどん食べてもらいたいですね!
DHA&EPA:青魚に特に多く含まれる必須脂肪酸です。体内では生成することができません。脳の働きを助けたり、血液をサラサラにしてくれます!
アミノ酸スコア:体内で生成できない必須アミノ酸の含有比率を表す数値です。魚は総じてこのアミノ酸スコアが高い!(たんぱく質は何種類ものアミノ酸の結合体です。)
地球にやさしい魚料理(SDGs)
SDGsの大きなテーマに環境保全があります。牛や豚は環境破壊につながるメタンガスを大量に発生する一方、魚はメタンガスの発生をむしろ抑制してくれるということで、魚食へのシフトに注目が集まっています。
もちろん肉も食べたいですが、最近の食生活はあまりにも肉が多すぎるなーと感じませんか?できるだけ魚を多く食べるというのは個人的にできる環境保全活動としては手軽でとてもオススメです。
「海の豊かさを守ろう」というのもSDGsのテーマの一つです。魚食を増やすことで海の環境についても自然と興味が湧いてくると思うので、子供にはなるべくたくさん魚を食べさせたいところですね!
指先トレーニングとしても
脳の活性化のために良いとされる指先トレーニング。指先を器用に使いこなさなければいけない握りの動作はまさにうってつけです。
うちの娘はまだ3歳ですが、そろそろ握りデビューさせるべく計画中。子供からお年寄りまで、脳トレにはお寿司を握ろう!
寿司の勉強をするなら学校もおすすめ
私は東京すしアカデミーという寿司職人養成学校の卒業生です。寿司の学校について気になる方は別記事で詳しく解説していますので、よかったら読んでみてください。
まとめ:”SUSHI”が家族と地球を健康にする!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
私が「寿司は最強の食育コンテンツだ!!」と1人で騒いでいる理由がご理解いただけましたでしょうか?まとめてみるとこんな感じです。
・”SUSHI”は世界に認められる和食の中でも特に歴史ある料理
・身体に必要な三大栄養素を効率よく摂取できる健康食
・魚はメタンガスを発生しないため自然環境に優しい
・握りの動作は脳を活性化する指先トレーニングにもなる
家族のため、自分のため、地球のために、寿司はすべての日本人が握れるようになるべきです。私はこれからも寿司の素晴らしさを発信していきます!いつか田舎に移住してお寿司教室とかやりたいなあ。
以上、栄養士で一児の父で寿司職人のたいしょう(taisho_zushi)でした!ではまた!
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