こんにちは!逗子市在住のたいしょう(taisho_zushi)です。
みなさん逗子といえばどんなイメージがありますか?
海と山に囲まれた自然豊かな街。
葉山と鎌倉に挟まれたこじんまりとした街って感じ。
いろんなイメージがあるかもしれませんが、実はコロナ禍でめちゃくちゃ移住者が増えている街でもあります。
不動産屋さん曰く、自然を求める都心からの移住者が増え湘南方面の物件が枯渇状態となってしまっているそう。なかでも逗子は小さな街なので物件数は特に少なめです。
この記事では、そんなコロナ禍の逗子で1年間物件を探し続け、ようやく運命の一件に巡り合うことができた我が家の実体験をお伝えします。
逗子は狭い街
逗子は神奈川県で最も狭い市です。その広さは17.28㎢。最大面積を誇る横浜市の437.49㎢と比べるとなんと約1/25の広さしかありません。(横浜は政令指定都市だからという意見もあるかもしれませんが…)
というわけで出回っている物件情報もめちゃくちゃ少ないです。
実際にSUUMOで検索してお隣の鎌倉市と物件数を比較してみましょう。
まずは鎌倉市の土地を検索…
231件がヒットしました。
続いて逗子市の土地を検索…
わずか71件しかヒットしません。なんと1/3の物件数に減ってしまいました。
中古物件も新築物件も基本的に同じような状況です。この限られた物件の中から自分にピッタリの1件を探さないといけない上、湘南エリアの人気急騰により我が家の家探しはまさに困難を極めました。
ほぼ全域がハザード内
逗子は自然に恵まれた街として人気ですが、それは自然災害が身近にあるということでもあります。
詳しくは別記事で紹介していますが、ハザードマップを確認すると津波・土砂災害・洪水など全ての災害から逃れようとすると住むことのできる場所はほぼありません。
我が家は2019年に被災をした経験があり自然災害にかなり敏感になっていたことも、逗子での家探しを難しくする原因の一つでした。逗子に住むなら何かしらのハザードは飲み込むぐらいの気持ちが必要です。
好物件は一瞬で売れる
物件数の限られた逗子エリアでは、条件の良い物件はとてつもない速さで売れていきます。コロナ禍でその速度はさらに加速してしまいました。
私は1年間、1日に3回以上は物件情報をチェックしていました。不動産を買うのは初めてでしたが、そんなことを続けている内に相場感は自然と身に付きました。
良さそうだなーと思った物件を週末に見に行こうとしたら掲載開始日の内に買付が入ってしまった、なんてのは何度もありましたね。
どこの不動産屋さんも、ここまで需要過多の状況は異常で初めてのことだと言っていました。
結局買ったのは中古物件
我が家はもともと注文住宅を考えていたので、土地探しからのスタートでした。実際に買付の申し込みを入れた土地も2件ありましたが、どちらも先客がいて購入することは叶わず。
新築建売も見に行ったのですがどうしても買う気にはなれませんでした。
さらに逗子は賃貸も少ないんです。ファミリー層が住める賃貸となると家賃10万円を軽く超えてくるのでかなり厳しめだと思います。
そんなこんなで1年が経過し、娘の保育園問題でタイムリミットがある私たちは移住を半ば諦めかけていました。
それでも諦めきれずに毎日ネット検索だけは続けていると、どう考えても安すぎる中古戸建が掲載されたので、見つけた瞬間に現地を見ることもせず不動産屋さんへ買付証明書を送りました(笑)
そしてこの中古物件を無事買うことが出来たのですが、その辺の細かい話はまた別記事で書きたいと思います。
最後に:最後まで諦めず広い視野で探す
逗子は本当に狭い街です。土地も新築も中古も賃貸も、どの物件も総じて少ないです。
コロナ禍で都内からの移住者が増え、さらに不動産物件不足に拍車がかかっています。
そんな中で私たちが満足のいく家を購入することが出来たのは、最後まで諦めずに毎日しつこく物件のチェックを続けたからだと思います。
良い物件だと思ったらすぐに買付できるぐらいの相場感と心の準備をしておくことが大切です。
逗子での物件探しは長丁場になると思います。諦めたらそこで試合終了です。最後まで諦めずに頑張ってください。
以上、逗子移住推進係、たいしょう(taisho_zushi)でした!ではまた!!
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