
お?ワカメ打ち上がってるじゃん♪よし、持って帰ろう。
こんにちは。逗子在住のなんちゃって栄養士、たいしょう(taisho_zushi)です。
2月のある朝、逗子海岸をランニングしているとちょうど干潮時だったのか海岸線に打ち上げられた海藻たちを見つけました。そこで急遽わかめを持ち帰ってお味噌汁を作ることに。
今回はそんな拾ったわかめの処理方法や注意点について解説します。食育の一環として子供と一緒に実践するのもとてもおすすめですよ!
海中のわかめは取っちゃダメ
逗子の海ではわかめ漁が行われているため、海の中に入ってわかめを取ることは条例で禁止されています。なので必ず浜辺に打ち上がっているわかめだけを持ち帰るようにしましょう。
2〜5月の干潮時が狙い目

わかめが美味しい時期は2〜5月です。この時期の干潮時に海岸へ行くと海岸線に海藻がたくさん打ち上がっています。潮の満ち引きはアプリで調べることができるので、海の近くに住んでいる方は是非ダウンロードしてみてください。

どれがわかめ?

実際に打ち上げられたわかめは緑ではなく茶色っぽい見た目をしています。真ん中に茎があってその両側にヒダのようなものがついた形状です。

根本についているモジャモジャしたのがめかぶです。
ちなみに夏場などで打ち上がってから時間が経ったものは腐敗している可能性が高いので注意が必要です。ちょっとでも異臭がしたらそれはやめておきましょう。
お味噌汁にしてみる

まずは持ち帰ったわかめの砂を綺麗に洗い流し、一口大に切ってから5分ほど真水にさらします。

ちょっとイヤな臭いが残っていたので塩揉みしてから洗い流しました。

あとはいい感じの大きさに切ってお味噌汁に入れるだけ。綺麗な緑色に変わりました。
沸騰直前のお湯に入れれば全然問題ないですが、衛生的に心配という方は別鍋で30秒ほど茹でてから入れるといいと思います。

なんだか上手に写真が撮れなかった…。でも柔らかいながらもシャキシャキと適度に歯応えがあって美味しかったですよ!
保存する場合の処理方法
基本的にはその日のうちに食べ切れる分だけ持ち帰るのがいいと思うのですが、長期保存する場合の方法も解説しておきます。
冷凍する場合
①適度な大きさに切る
②5分ほど真水にさらす
③緑色に変わるまで熱湯でサッと茹でる
④氷水で締める
⑤ザルでよく水気を切って冷凍する
乾燥わかめにする場合
①5分ほど真水にさらす
②緑色に変わるまで熱湯でサッと茹でる
③風通しのいい場所で天日干しする
④晴天で2〜3日で乾燥します
塩蔵わかめにする場合
①5分ほど真水にさらす
②緑色に変わるまで熱湯でサッと茹でる
③水気を切って塩をまぶし1日寝かせる
④余分な水分を完全に絞り切る
⑤密封できる袋などで冷蔵する
最後に:わかめ拾いは子供と一緒にできるお手軽食育

春は毎日わかめ拾いしちゃうかもな〜。

それは本当にやめて(笑)
毎日は冗談ですが、それぐらい手軽に出来てしまうのがわかめ拾いの良いところ。子供と一緒に実践する食育としてはとても簡単でおすすめです。
狙い目は2〜5月の干潮時。この時期に逗子海岸をお散歩する際にはぜひビニール袋をポケットにしのばせておいて下さい。
以上、逗子在住のなんちゃって栄養士、たいしょう(taisho_zushi)でした!ではまた!!
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