本当は教えたくない!逗子市内のおすすめホタル鑑賞スポット4選

自然

こんにちは!逗子市在住のたいしょう(taisho_zushi)です。

逗子といえば逗子海岸が有名ですが、三浦アルプスへと続く山々に囲まれた緑の豊富さもまたその魅力のひとつ。そんな自然豊かな逗子では、天然のホタルを鑑賞することも出来ます。暑苦しさ続く梅雨入りの嫌な時季でも、ホタルの作り出す幻想的な空間に身を置くのはとても気持ちの良いものですよね。

今回は地元民である私が、本当は教えたくない逗子市内のホタル鑑賞スポット3選をあなただけにこっそりと教えちゃいます。都心からでも電車で行きやすいのでおすすめですよ!

鑑賞する際のマナーについて
・自然はみんなのものです。ゴミは必ず持ち帰り、来た時よりも綺麗な状態で帰るように心がけましょう。
・近隣には住宅があります。大人数や夜遅くの訪問は避け、騒音などにはくれぐれも注意しながら鑑賞しましょう。
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ホタルの種類や特徴

日本には大きく分けて3種類のホタルが生息しています。ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルです。それぞれ特徴や出現時期などが異なりますので簡単に説明します。

ゲンジボタル

出現時期は5月下旬〜7月上旬。綺麗な川の近くに生息します。黄緑色に強くゆっくりと発光するのが特徴です。

ヘイケボタル

出現時期は6月下旬〜8月上旬。流れの少ない池や田んぼの近くに生息します。黄緑色に弱く早く不規則に発光するのが特徴です。

ヒメボタル

出現時期は6月上旬〜6月下旬。陸生で樹木や葉っぱなどの多い森林内に生息します。黄色に強く点滅するように発光するのが特徴です。

鑑賞できる条件

時期

年によって若干のズレはあるものの、逗子では概ね5月下旬〜6月下旬あたりがホタル鑑賞のベストシーズンです。シーズンになるとSNSなどで動画をアップしている人が出現します(ホタルみたいに言うな)ので、チェックするようにしましょう。

時間帯

おすすめは日が落ちて暗くなり始めた19〜20時あたりです。暗ければ良いというわけでもなく、21時を過ぎると段々とホタルの姿が見えなくなっていきます。

天候

雨上がりやこれから雨が降りそうな、ジメッとした人間にはちょっと不快に思えるような、そんな時にホタルは活発に動き出します。紫陽花に並ぶ梅雨時の楽しみのひとつです。

鑑賞できる場所

それでは逗子市内でホタル鑑賞ができるスポットを紹介していきます。

名越緑地

名越緑地は逗子で唯一の水田がある里山の原風景が残された地域です。

この緑地は逗子市の里山活用事業の一環としてアダプトプログラム制度を利用し、逗子市と市民団体が協力しながら維持管理しています。また、環境保全だけでなく子供たちの田植え体験や昆虫観察会などの活動も行われています。

5つほどの小さな田んぼや池がありその水源となる小川が流れています。この水源にホタルの幼虫の餌となるカワニナが生息しています。現地にはジメッと湿った空気が漂っており、ホタルが出現するのもこの水辺のあたりです。

★公園についての詳細はこちら:名越緑地|逗子に残された唯一の水田で感じる里山の原風景

久木大池公園

久木大池公園はその名の通り大きな池をたくさんの木々が囲む緑豊かな公園です。

こちらの池ではブラックバスやカメなどの姿を見かけることが出来ますが、現在は釣り禁止となっています。現地は山に囲まれ鳥の囀りが響く、全身で自然を感じることのできる素敵な環境です。

地元の子供達の間ではちょっと怖いスポットのような噂もあります。そんな話が上がるほど現地は木々が多く湿った空気が流れています。つまりホタルの生息にはピッタリの環境ということですね。

★公園についての詳細はこちら:久木大池公園|ハイキングコースもある逗子ハイランドの麓の緑豊かな公園

池子の森自然公園

池子の森自然公園は70年間人の手がほとんど入らなかったという自然が残された貴重な公園です。

たくさんの動植物が共生する豊かな自然環境を守るため、自然を楽しむ方の迷惑とならないようにするため、動植物の採取・持込や動物への餌やりなどといった行為が禁止されています。

森林保全エリアの開放感ある自然の姿は圧巻の一言です。大きな池やそこにつながる水脈もあり、たくさんのホタルが生息しています。

ただし、17時で閉園となってしまうこちらの公園ではホタル鑑賞は予約制となっています。逗子市のホームページから予約が可能です。また、ホタルの幼虫を水辺に放流するイベントなども開催されており、ただでさえ素晴らしいホタル鑑賞をより楽しむことが出来ます。

★公園についての詳細はこちら:池子の森自然公園|自然・スポーツ・文化を楽しめる逗子の秘境

沼間の田越川上流

田越川は逗子を横断するように流れる二級河川です。

上流は沼間の山奥から始まり、下流は逗子海岸へと繋がっています。ホタルが生息しているのは上流付近。沼間地域は谷戸で少し湿気が多い分、ホタルにはとても快適な環境なのかもしれません。

住宅街の中を流れる川のため詳しい場所はお伝えできませんが、東沼間児童園地から沼間柚沢公園の間あたりがベストスポットとのこと。

ちなみに田越川回廊という川の中流あたりから河口まで橋を見ながら歩くハイキングコースがあり、こちらもおすすめ。平坦な道のりで距離は約3.8km、所要時間の目安は約1時間です。逗子海岸で夕日(田越川の夕照)を楽しんだ後にこのコースを反対から歩けば、ちょうど見頃の時間帯に鑑賞スポットあたりにたどり着きますよ。

★おすすめ記事①:田越川回廊|東逗子から海岸まで川沿いを歩いてみた【自然の回廊プロジェクト】

★おすすめ記事②:サンセットが自慢の逗子海岸で逗子八景の一「田越川の夕照」を観てみよう!

最後に:ホタルも愛する逗子の街

今回は逗子市内のホタル鑑賞スポット4選をご紹介しました。

どのスポットも駅から徒歩30分以内。駅の近くにはダイチャリも多く設置されていますし、都心からのアクセスも良くこの環境でホタルを鑑賞できるというのは逗子ならではの魅力ですね。

ここまで語っておきながらアレですが、美味しいお店がたくさんあるのも逗子の良いところ。帰りの晩ごはんが1番の思い出になってしまうかもしれません(笑)ともあれ逗子のホタルの幻想的な光にぜひ癒されに来てみてください。

以上、目指すは逗子の道先案内人、たいしょう(taisho_zushi)でした!ではまた!!

こんにちは!“たいしょう”と申します。

絶賛こそだて奮闘中のアウトドアお父さんです。

2021年、逗子に移住しました。中古戸建てのDIYセルフリフォームを楽しんでいます。

このブログでは、逗子の魅力、子育て、DIYなどなど、少しでも皆さんのお役に立てるような情報を発信していきます!

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